■宗右衛門町の巨大未完ビル【その4】

しかしここにきて、この宗右衛門町の巨大未完ビルも解体されました。

しかも半分残してである。

解体された方の土地はすでに時間貸駐車場になっていました。

残りの未完ビルの断面は鉄骨が切り取られ、昔のままの姿で佇んでいます。

せっかく開発が進むのであれば、全部解体してすっきり解決すれば良かったのに。

これも複雑な権利関係の結末なのかもしれません。

しかし、40年近く放置していた大阪三大巨大未完ビルが、何故ゆえに解体され動き出したのか。

誰がこの権利をまとめて、この土地の所有者になっているのか。

謄本をあげてそこまでは調べる事はしませんが、建設掲示板の所有者代理人にはアジア系外国人の名前が表記していたと思います。

日本人が、この地で不動産を購入し再開発するなど不可能に近いですからね。

ただ、せっかく動き出した大阪二大繁華街の未利用地が、この新コロショックによりまた停滞するのではないかと懸念しています。

大阪が動き出すと、必ず不景気になるジンクスがありますからね。

バブル期はりんくうタウンや南港などの超高層ビルが建設中で、竣工した時がバブル崩壊後。

うめきた1期の工事中は2000年代のIT進化や低金利によるプチバブル、そして街びらきした時はリーマンショック後。

そして、訪日外国人で好景気に湧く大阪をはじめとした関西、うめきた2期の工事も動き出し地価高騰率も日本トップクラスが自慢だった大阪ミナミで、さぁこれからと言うときの新コロショック。

さすがお笑いの街・大阪だけあって、三段オチという事なのかもしれません。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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