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■家族より優先される仕事など、この世に存在しない【その38】

ボクと寅さん。

ちなみにこの両親の血を受け継ぐわたしも大の“寅さん”ファン。

子供の頃は興味を示さなかったのですが、高校生くらいの時に父親が自宅のテレビで“男はつらいよ”を観ており、一緒に居たわたしもたまたま目にしました。

そのシーンは今でも忘れません。

ローカル線の車内の中、不良学生2人が大股開きで座席に座り、その前にイッセー尾形さん演じる老人が手摺につかまりヨタヨタ揺れながら立っている。

周囲の乗客はけげんな顔をするものの誰も注意をしない。

そんな中、寅さんがそれを見つけて不良学生2人の髪の毛をつかみ『おじいさん、どうぞお座りください、と席を譲るものだ!』と座席からずり降ろす。

寅さんはおじいさんに『立っていてしんどかっただろ、さぁ、お座りなさい。』と勧めるも、おじいさんは『わしはそんなにもうろくしとらん。 若いもんにはまだ負けん!』と怒り口調で席に座ろうとしない。

最初は寅さんも『みんなの前で年寄扱いしてすまなかった、ただ、おれの立場もあるから席に座ってくれ。』と半場強引におじいさんを席に座らそうとする。

そしたらおじいさんは怒りだして寅さんにくってかかり、寅さんも頭にきて『このやろう、やるのかっ!』って喧嘩になる。

慌ててその喧嘩を仲裁するのが席に座っていた不良学生2人。

このハチャメチャなドタバタ劇を見てすっかり“男はつらいよ”の虜になりましたね。

他にも好きなのは“メロン騒動”ですね。

寅さんがもらってきた高級メロンを、寅さんが留守の時に“とらや”のみんなが食べようとする。

みんながメロンを口に入れようとしたその瞬間、寅さんの分のメロンを切るの忘れている事に気付く。

どうしょうとアタフタしている時に寅さんが帰ってくる。

自分のメロンが無い事に怒る寅さん。

この時のやり取りが最高に面白い。

こんな話しを断片的に認知症になった母親にすると、懐かしそうに“男はつらいよ”面白かった、“寅さん”面白かったと言っています。

映画“男はつらいよ”の中には、幸福な人生の歩みが詰まっていると感じています。

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