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■目指せ!建築士【建築施工】施工管理
材料管理に関する事項。
【ZE-122-1】
●解説
▼材料管理とは材料の受入方法と、現場での取扱と保管方法である。
・材料の受入検査は施工者が行い、JISマークの材料については検査しなくてもよいが、必要に応じて監理者の立会を受ける。
・建築主などから支給材料があった場合は、引渡後、施工者の責任で保管する。

▼規格
・JIS:日本工業規格
・JAS:日本農林規格で製材品、合板、集成材などに関する国家規格
・JASS:日本建築学会建築工事標準仕様書

▼工事現場の材料取扱と保管方法
【材料名】セメント 【取扱と保管方法】湿気に弱く吸湿を防ぎ、通風、圧力を避け、床高30cm以上とし、積重は10袋以下。
【材料名】骨材 【取扱と保管方法】各種類別にして、地面には敷板をし土が混ざらないようにする。
【材料名】型枠用合板 【取扱と保管方法】直射日光にさらさないようにしてシート養生する。
【材料名】塗料 【取扱と保管方法】周囲の建築物から1.5m以上離し、独立した平屋建てに保管する。
【材料名】木材 【取扱と保管方法】腐朽しないように通風を良くし乾燥させ、野積みを避ける。
【材料名】ガラス 【取扱と保管方法】箱に入れて立置きにしロープを掛ける。
【材料名】鉄筋 【取扱と保管方法】地面の泥が付着しないようにし、支物(かいもの/2つの部材の間に挟む木材など)をする。
【材料名】アスファルトルーフィング 【取扱と保管方法】吸湿や折損に注意して種類別に立てかけて保管する。
【材料名】高力ボルト 【取扱と保管方法】乾燥した場所に置き、包装は施工直前に解く。
【材料名】建具 【取扱と保管方法】立置きにするが、フラッシュ戸は平置き。
【材料名】ビニル壁紙 【取扱と保管方法】キズや癖が付かないよう立掛けて保管。
【材料名】瓦 【取扱と保管方法】包装のまま施工直前に解き、保管は小端立とする。

■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
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