
■目指せ!建築士【建築施工】鉄筋工事
鉄筋コンクリート工事における鉄筋の加工・組立に関する事項。
【SO-026】
●解説
柱、梁筋のかぶり厚さは主筋の外周りの帯筋、あばら筋の外側から測定する。
柱、梁筋のかぶり厚さは主筋の外周りの帯筋、あばら筋の外側から測定する。
鉄筋相互のあきは下記の値のうち最大以上とする。
①粗骨材の最大寸法の1.25倍
②25mm
③隣合う鉄筋の平均径の1.5倍
・粗骨材の最大寸法20mmの普通コンクリートの柱の主筋D19の場合
①19mm×1.25倍=25mm
②25mm
③19mm×1.5=28.5mm 28.5mm以上とする
柱主筋の修正は好ましくないが、やむを得ない場合、コンクリートをはつり常温で緩やかに鉄筋を曲げる。
・台直しは、コンクリートから表出する鉄筋が所定位置でない場合、鉄筋を曲げて位置調整する作業。
柱上下の断面寸法が異なる場合の主筋の折曲げは、梁せいの範囲で折曲げる。
鉄筋表面のごく薄い赤サビは多少程度ならコンクリート付着も害では無く、粉状になるような赤サビはワイヤブラシ等で取り除く。

