
■目指せ!建築士【建築計画】音
音の性能に関する事項。
【SO-020】
●解説
音響出力は、音源から発生する音のエネルギーで単位はW(ワット)。
パワーレベル(PWL)は、音圧を計測し、ある音の音圧P(Pa)を基準音の音圧P0(2-10-5Pa)で除した値の常用対数を10倍したもので、単にはdB(デシベル。
音響出力は、音源から発生する音のエネルギーで単位はW(ワット)。
パワーレベル(PWL)は、音圧を計測し、ある音の音圧P(Pa)を基準音の音圧P0(2-10-5Pa)で除した値の常用対数を10倍したもので、単にはdB(デシベル。
同じ音響出力を有する機械を2台運低したときの音の強さのレベルが80dBとすると1台止めたときは77dBとなり、音響出力が2倍になると音の強さのレベルは3dB増加し、半分になると3dB減少する。
80=10log10(10〔X/10〕+10〔X/10〕)
80=log1010X+10log102
80=log1010X+3.01
80-3.01=X
X=77
※log102=0.301
※log1010=1
周波数は音の高さで表し、音はある速さで空気が振動する現象で、その振動の速さ(1秒間に振動する回数)を数値化したのが周波数のHz(ヘルツ)、数値が小さいと低い音、数値が大きいと高い音で、人の耳で聴く事のできるのは20Hz~20kHz。
残響は、音源が停止した後にも室内に音が残る現象。
反響は、音源からの直接音と反射音との時間差によって1つの音が2つ以上に聞こえる現象。

