
■目指せ!建築士【建築構造】壁構造
平面の壁式鉄筋コンクリート造平家建てで階高3m、壁厚12cmの建築物の構造計算において、X方向の壁量の値に関する事項。
【SO-074】
●解説
壁量は桁行方向(X方向)、梁間方向(Y方向)それぞれの方向について求める。
桁行方向(X方向)の壁量は桁行方向(X方向)の耐力壁の長さの合計を壁量算定用床面積で割って求める。
鉄筋コンクリート造の壁式構造における耐力壁は長さ45cm以上のものにしなければならず45cm未満の壁は耐力壁として扱わない。
壁量は桁行方向(X方向)、梁間方向(Y方向)それぞれの方向について求める。
桁行方向(X方向)の壁量は桁行方向(X方向)の耐力壁の長さの合計を壁量算定用床面積で割って求める。
鉄筋コンクリート造の壁式構造における耐力壁は長さ45cm以上のものにしなければならず45cm未満の壁は耐力壁として扱わない。
X方向の壁量=〔X方向耐力壁の長さの総和(cm)〕/壁量算定用床面積(㎡)
=〔150cm×4〕/5m×7m
=600cm/35㎡
=17.1cm/㎡
