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■目指せ!建築士【建築構造】応力度
荷重を受ける単純梁に断面200mm×300mmの部材を用いた場合、その部材が許容曲げモーメントに達するときの荷重Pに関する事項。
【SO-034】
●解説
荷重Pにより生じる最大曲げモーメントMmaxを求め、Mmaxが許容曲げモーメントMaと等しくなるときのPを求める。

長さιの単純梁の中央に集中荷重Pが作用したとき梁の中央部分で曲げモーメントが最大となり、最大曲げモーメントMmaxは、Mmax=〔Pι〕/4で求める。
最大曲げモーメントMmaxが許容曲げモーメントMaとなる。

Ma=〔P×4000〕/4(N・mm)
=1000P(N・mm)

許容曲げモーメントMaと許容曲げ応力度fbの関係式。
Ma=fb×Z
Z:断面係数

断面係数Zは長方形断面。
Z=〔200mm×(300mm)2〕/6
=3000000(mm3)

許容曲げ応力度fbは10(N/m㎡)である。
1000P(N・mm)=10(N/m㎡)×3000000(mm3)
P=〔10×3000000〕/1000
=30000N
=30kN
※1000N=1kN

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