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■目指せ!建築士【建築構造】応力度
荷重を受ける片持梁に断面200mm×300mmの部材を用いた場合の最大曲げ応力度が10N/m㎡となるときの梁の長さιの値に関する事項。
【SO-032】
●解説
最大曲げ応力度σbmaxの式。
σbmax=〔Mmax〕/Z
Mmax:最大曲げモーメント
Z:断面係数

長さιの片持梁の自由端に集中荷重Pが作用したとき固定端の部分で曲げモーメントが最大となり、最大曲げモーメントMmaxはMmax=Pιで求める。

最大曲げモーメントMmax
Mmax=Pι=20000ι(N・mm)

断面係数Σは長方形断面
Σ=〔200mm×(300mm)2〕/6
=3000000(mm3)

最大曲げ応力度σbmaxが10(N/m㎡)
10(N/m㎡)=20000ι(N・mm)/3000000(mm3)
20000ι=10×3000000
ι=〔10×3000000〕/20000
ι=1500(mm)

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