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■目指せ!建築士【建築構造】応力度
荷重P(N)を受ける長さι(mm)の単純梁に断面b(mm)×h(mm)の部材を用いたとき、その部材に生じる最大曲げ応力度に関する事項。
【SO-031】
●解説
最大曲げ応力度σbmaxの式。
σbmax=〔Mmax〕/Z
Mmax:最大曲げモーメント
Z:断面係数

最大曲げモーメントMmaxを求めるため各支点をA、Bとして反力を仮定し、つり合い条件式より反力を求める。

ΣMA=0
P×〔1/4〕ι-VB×ι=0
〔1/4〕Pι-VBι=0
VBι=〔1/4〕Pι
VB=〔1/4〕P

ΣY=0
VA+VB-P=0
VA+〔1/4〕P-P=0
VA-〔3/4〕P=0
VA=〔3/4〕P

VA=〔3/4〕P(↑) VB=〔1/4〕P(↑)

最大曲げモーメントMmax
Mmax=〔3/4〕P×〔1/4〕ι=〔3/16〕Pι

断面係数Σは緒方形断面
Σ=〔bh2〕/6

最大曲げ応力度σbmax
σbmax=〔3Pι/16〕/〔bh2/6〕
=〔3Pι/16〕×〔6/bh2〕
=18Pι/16bh2
=9Pι/8bh2(N/m㎡)

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