
■家族より優先される仕事など、この世に存在しない【その32】
認知症の母親と一緒に生活して一人暮らしに限界があると感じ、入所できるグループホームを探すためまずは1人で見学に行ってきました。
インターネットで介護施設のサイトを検索すると実家のある地域のグループホームはほとんど満室でしたが、とりあえず見学だけでもと思い2ヶ所のグループホームに足を運びました。
1ヶ所は駅前の生協(COOP)が運営しているグループホームで、近隣には病院など様々な介護形態が一体となる施設で建物内もキレイでしたが満室との事でした。
もう1ヶ所は実家から近いグループホームで1室空いているとの事です。
2階建てのアパートのような施設で、6帖程の個室に共用の居間、キッチン、トイレ、浴室があります。
所員の説明では日常はリハビリも兼ねてなるべく自分で何でもやってもらい、3食の食事は所員に作ってもらえるそうです。
色々込みで月額約15万円との事。
ここまでは想定内でした。
問題はここからです。
このグループホームを案内されたとき、当然ですが多数の認知症患者の高齢者が共同生活をしていました。
母親がここで生活をするイメージよりも、これだけの認知症患者を前に自分の近い将来の姿に思えうろたえ腰が引けました。
頭では分かっているつもりでも高齢化社会の現実を見せ付けられショックを受けましたね。
人生100年時代?
冗談じゃない。
人生の長短は天が定めるもので人間が決めるものではない。
生命は大切だが、人生は充実が必要。
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