
■目指せ!建築士【建築構造】トラス
荷重を受ける静定トラスにおいて斜材Aに生じる軸方向力に関する事項。
【SO-018】
●解説
斜材Aを含むように縦に切断し右側を選択するものとし支点Cの反力を求める。
斜材Aを含むように縦に切断し右側を選択するものとし支点Cの反力を求める。
ΣMB=0
-6kN×4m+12kN×4m-VC×8m=0
-24kN・m+48kN・m-8VC=0
24kN・m-8VC=0
8VC=24kN・m
VC=3kN
-6kN×4m+12kN×4m-VC×8m=0
-24kN・m+48kN・m-8VC=0
24kN・m-8VC=0
8VC=24kN・m
VC=3kN
VCは+であるから向きが正しい。
VC=3kN(↑)
VC=3kN(↑)
切断した位置には軸方向力NA、N1、N2を引張方向に仮定する。
さらに斜めに仮定した力NAをNAX、NAYとXY方向に分解しつり合い条件式を考える。
さらに斜めに仮定した力NAをNAX、NAYとXY方向に分解しつり合い条件式を考える。
ΣY=0
-12kN+3kN+NAY=0
-9kN+NAY=0
NAY=9kN
-12kN+3kN+NAY=0
-9kN+NAY=0
NAY=9kN
NAYはNAの鉛直分力だりトラス形状からNAY:NAX:NA=3:4:5の比であることが分かる。
3の比であるNAYが9kNであることから5の比であるNAは15kNとなる。
3の比であるNAYが9kNであることから5の比であるNAは15kNとなる。
NAは+であるから軸方向力は引張。
斜材Aの軸方向力=+15kN(引張)
斜材Aの軸方向力=+15kN(引張)
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