イメージ 1
■目指せ!建築士【建築計画】省エネルギー
環境に配慮した設備計画に関する事項。
【SO-089】
●解説
ライフサイクル二酸化炭素排出量(LCCO2)は、建築物や設備などの建設から使用、取壊すまでに発生する二酸化炭素(CO2)の総量をいい、地球温暖化に関する負荷を示す指数であり、全産業の二酸化炭素(CO2)の総排出量のうち1/3が建設関係で占める。
建築物のライフサイクルに沿って設備機器も保守管理や更新に対応できるように設備スペースにゆとりをもたせる事が必要。
地球環境に対する影響や負荷の小さな材料をエコマテリアル(低環境負荷材料)といい、設備材料にも積極的にエコマテリアル(低環境負荷材料)を使用し環境に配慮する事が大切。
エネルギー消費係数(CEC)は、空調、換気、照明、給湯、エレベーターの5種類のエネルギーの年間消費係数で示されており、値が大きいほど延べ面積あたりのエネルギー消費量も大きく、空調方式にエネルギー消費係数(CEC)がちいさくなるシステムを採用する事は環境に考慮した設備計画となる。
窓の断熱性能を高める事により建築物のペリメーターゾーン(外周部)の冷暖房時の熱負荷を小さくする事ができ、窓の断熱性能を高める事はペリメーター年間熱負荷係数(PAL)を小さくするために効果がある。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/