
■目指せ!建築士【建築計画】排水・衛生設備
排水設備に関する事項。
【SO-076】
●解説
中高層建築物の場合、上階からの排水竪管に1階の衛生器具からの排水管を接続すると上階からの排水圧力により1階の衛生器具に排水が逆流する事があり、1階の衛生器具からの排水管は単独で屋外排水枡に接続するのが一般的である。
中高層建築物の場合、上階からの排水竪管に1階の衛生器具からの排水管を接続すると上階からの排水圧力により1階の衛生器具に排水が逆流する事があり、1階の衛生器具からの排水管は単独で屋外排水枡に接続するのが一般的である。
伸頂通気管は最上階の排水横管と排水竪管の接続部より上の部分を通気管として排水竪管をそのまま延長し大気に開放したもの。
排水配管系が詰まった場合、衛生器具の溢れ縁より水が排出される前に排水が通気管から横走通気管へ、さらに接続する通気竪管に流れ込む事があり、通気管から横走通気管への接続位置はその階の最も高い位置にある衛生器具の溢れ縁より15cm以上立上る。
給水タンク、冷水器、冷蔵庫などからの排水は排水口空間を設け間接排水とし、排水口を汚水管や排水管に直結すると排水系が詰まった場合、汚水や臭気などが逆流し上水が汚染される場合がある。
通気竪管の下部は管径を縮小せずに最低位の排水横枝管より50cm以上低い位置で排水竪管に45°の角度で接続するか排水横主管に接続する。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
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