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■目指せ!建築士【建築計画】排水・衛生設備
排水設備に関する事項。
【SO-074】
●解説
自然流下式の排水竪管の管径は竪管の上部を細くして下部を太くするようなタケコノ配管をしてはならなず、排水竪管のスペースは2/3が空気のためのものであり、頂部は伸頂通気管としての役割も果たし上部の方が通気量の負荷が大きくなる。
伸頂通気管は最上部の排水横管と排水竪管の接続部より上の部分を通気管として排水竪管をそのまま延長し大気に開放したもので、階数が2階~3階の排水器具の少ない場合に採用される。
排水トラップは衛生器具の直後に取付る器具で、凹所になった所へ排水の一部を貯え、下水からの悪臭、廃ガス、小さな虫などが侵入してくるのを防止する。
敷地排水管は配管の方向や勾配の変化する箇所、管内径の120倍以内ごとの適当な箇所に排水管の接続および泥や砂などを堆積させ取除くための排水枡を設ける。
飲料用受水槽のオーバーフロー管の排水を排水系統の配管に直接接続すると排水が逆流し受水槽が汚染される事があり、汚染を防ぐため間接排水とする。
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