
■目指せ!建築士【建築施工】塗装工事
室内における塗装の素地と塗料に関する事項。
【SO-071】
●解説
ウレタン樹脂ワニス塗りは、建築物の内部の建具、手摺、床等の木質系部材に対する透明仕上げに適用する。
ウレタン樹脂ワニス塗りは、建築物の内部の建具、手摺、床等の木質系部材に対する透明仕上げに適用する。
マスチック塗料は、多孔室ハンドローラーを用いてコンクリート、モルタル、ALCパネル下地を仕上げる塗料だが、木質には適さない。
合成樹脂エマルションペイントは、作業性がよく水で希釈でき乾燥が早く、素地がコンクリート、モルタル、プラスター、石膏ボード、その他のボード等の面に適しているが、水性のため鉄部には適さない。
合成樹脂調合ペイント塗りは、建築物内外部の一般部、構造体、建具、設備類等の木部および錆止塗料を施した鉄面や亜鉛メッキ面等に対する汎用的な着色塗装仕上げに適用し、塗膜の耐アルカリ性が不十分であるためコンクリート、モルタル等のアルカリ性素地の塗装には適さない。
フルタ酸樹脂エナメル塗りは、建築物内外部の造作材、柱、建具、壁面等の木部および錆止塗料を施した鋼製建具、設備機器等の鉄面や亜鉛メッキ面に用い、合成樹脂調合ペイント塗りより平滑性や美装性に優れた着色仕上げに適し、コンクリート、モルタル目には適さない。
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