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■目指せ!建築士【建築構造】建築材料
ガラスに関する事項。
【SO-097】
●解説
熱線吸収板ガラスは一般ガラス組成に鉄・ニッケル・コバルト・セレンなどを微量添加したもので可視光線の一部や太陽ふく射熱を吸収するため熱線遮断性が良い。
フロート板ガラスは高温で溶融した金属表面に溶融したガラス素地を流して形成するもので、平滑性に優れ光の透視性が良い。
SSG(ストラクチュラルシーラントグレイジング)構法は構造シーラントというシーリング材を用いて金属支持部材に板ガラスを固定する構法。
合わせガラスは2枚のガラスの間に薄いフィルムを挿入して密着させたガラスで破損による脱落や飛散を防ぐ事ができる。
強化ガラスは板ガラスを軟化点の700℃近くまで加熱した後、常温の空気を均一に吹き付け急冷して作り、この処理により表面には圧縮応力層が内部には引張応力層が形成され、表面の圧縮応力の高架で高強度となり、同厚のフロート板ガラスに比べて3倍~5倍の曲げ強さを持つが、ガラス表面に傷が付いた場合、その傷が圧縮応力層を超えて引張応力層に達するとバランスが崩れ瞬間的に全面が細かく破損する。
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