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■家族より優先される仕事など、この世に存在しない【その29】

親の責任からの解放。

認知症の母親と同じ屋根の下で少しの時間でも暮らし気付いた事は、生活が不自由な認知症の母親を面倒みるのではなく子供の方が親だからという意識を無くす事ではないかと感じました。

親だから当然に何でも出来て、何でもしてくれるという思い込み。

母親としての記憶が無くなっていき、母親として当たり前の事が出来なくなる事が恐怖なのは子供の方ではないのかと。

人間誰しも年を取れば出来ていた事が出来なくなり、当たり前の事が当たり前ではなくなる。

母親を認知症だからと決め付けて、周囲が慌てふためき過剰に反応してしまう。

でも、今の母親が人して終焉を迎えるまでの過程だとしたら。

これが母親の長い人生の通る途中の道だとしたら。

それをこちら側が認知症と決め付け、あれこれ行動や生活に指図をする。

これほど母親に対して失礼な話しはないと気付きました。

母親は子供に特別な事は望んでいなく、普段通りに生活をし普通に接していればそれで幸せなのかと思います。

その中で出来ない事をお互いに補えばいい。

それが家族のあり方なのかと、今さらながらに母親に教えてもらいました。

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