イメージ 1
■目指せ!建築士【建築構造】構造計算
建築物の構造計算に関する事項。
【SO-091】
●解説
水平力に対する剛性は水平力に対する変形のしにくさであり、鉄筋コンクリート造よりも鉄骨造の方が変形しやすく、水平力に対する剛性が小さい。
梁やスラブのスパンが大きくなると曲げモーメントだけでなくたわみや振動も大きくなる。
2以上の部分がエキスパンションジョイントなどで応力を伝えない構造方法のみで接している建築物は別々のの建築物とみなす。
地震力は重心位置に作用するのに対し、地震力に抵抗する剛性の中心は剛心であるので建築物は剛心を中心として回転を起こし、建築物の各階の重心と剛心とがズレるとねじれ変形が生じ、重心と剛心との距離はなるべく小さくなるようにする。
水平トラスや火打材は建築物に生じる水平力に対して床組の水平方向の剛性を高めるために設けるもので、鉛直方向のたわみには有効ではない。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/