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■目指せ!建築士【建築構造】構造計算
建築物の構造計算に関する事項。
【SO-089】
●解説
保有水平耐力は構造物が大地震時に保有すべき水平耐力であり、高さ31mを超える構造物や低層でも、剛性率や偏心率の条件を満たさない構造物では標準せん断力係数C0>=1.0とした必要保有水平耐力に対し材料強度で計算した保有水平耐力が大きい事を確認する。
層間変形角は地震時における構造物の各階の層間変位を階高で除して求め、通常、1/200以内である事を確かめる。
剛性率は高さ方向における各階の剛性の変化を表す値であり、各階の剛性率は6/10以上である事を確かめる。
偏心率は剛心と重心とのズレを表す指標であり、各階の偏心率は15/100以下である事を確かめる。
2以上の部分がエキスパンションジョイントなどで応力を伝えない構造方法のみで接している建築物は、それぞれ別の建築物とみなす。
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