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■新築マンションの理想と現実【その1】

新築マンションを購入する際、ほとんどが建つ前に契約をして購入します。

マンション立地近くの販売センターに見学へ行き、モデルルームの案内員などに完成後の素晴らしいマンションライフの説明を受けて夢を膨らませます。

そして1年後に完成して引渡しを受け入居し新生活が始まります。

マンションの充実した共用施設、敷地内には緑豊かな植栽と自然を模した川や池、子供達にも優しい良好な環境。

これがマンションに住む前の頭の中に想い浮かぶ理想像です。

2007年に竣工した大阪市内のとあるマンションでは工場跡地の広大な敷地に居住者向けの田んぼまで用意していました。

自然に触れる事が少ない都会のチビっ子たちが稲作を通じて自然の大切さをを学ぶ趣旨があったのかと思います。

まさに理想とするマンション共有施設です。

でっ、そこから10年近く経った2018年、その田んぼがどうなったのか見に行ってみました。

あれっ?

なぜかブルーのネットが田んぼを取り囲んでいます。

時期的に稲を刈り取った後なのか。

ただ、田んぼを見るも稲の茎が見当たりません。

稲ではなく違う植物を栽培しているのか。

よく分かりませんが、田んぼが活用されているようには見えません。

ただ、敷地の川に沿ってチビっ子たちがチューリップを植えて育てているようです。

このチビっ子たちのお花畑の注意書き。

“お花をふむのはいはんです。”

“チューリップをふまないで”

チビっ子たちが一生懸命育てているお花畑のチューリップの球根などを踏んでダメにする悪党がこの世に存在するのか?

春に色取り取りのチューリップが咲く事を心待ちにしているチビっ子たちの懸命の訴えに心が痛みます。

畑荒らしの犯人は分かりませんが、たぶん小学生くらいの悪ガキではないかと思います。

しかもこの悪ガキ、よそ者ではなく同じマンションの居住者。

ここにマンション管理の難しさがあります。

当然、居住者や理事会はマンション管理を受託している管理業者に何とかして欲しいと要望している事でしょう。

ただ、管理業者も同じマンションに被害者と加害者がいる場合なかなか強く言えないのが現状です。

これがマンションに住んでからの現実です。

これはマンションが完成する前には絶対に分からない実態でしょうね。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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