
■目指せ!建築士【建築構造】壁構造
補強コンクリートブロック造の耐力壁に関する事項。
【SO-077】
●解説
壁量はある階において梁間方向と桁行方向ごとに耐力壁の長さの合計を壁量算定用床面積で除した値である。
壁量はある階において梁間方向と桁行方向ごとに耐力壁の長さの合計を壁量算定用床面積で除した値である。
対隣壁の中心線間の距離は壁の面外方向に作用する外力に対して安全であるように定められており、耐力壁の厚さの40倍以下とする。
各階の耐力壁の頂部には各耐力壁が構面を形成するように臥梁を連続して有効に配置し、また1階と最上階を除いた床スラブは鉄筋コンクリート造等とし耐力壁または臥梁と一体となるような構造とする。
建築物の外周に配置された耐力壁は建築物の平面ねじれ剛性を大きくする重要な要素であり、特に外周隅角部では応力の集中を生じるのでその箇所の耐力壁をL形またはT形に配置する。
耐力壁の実長は55cm以上かつその壁の両側にある開口部の高さの平均値の30%以上とする。
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