■目指せ！建築士【建築計画】公共建築

■目指せ！建築士【建築計画】公共建築

高齢者のための社会福祉施設に関する事項。

【ＳＯ－０４５】

●解説
ケアハウスは老人福祉法において規定されている軽費老人ホームであり、自炊ができない程度の身体能力の低下があり、独立して生活するには不安が認められ、家族による支援を受ける事が困難な高齢者を対象とし、日常生活上の介護などを要する状態になった場合は外部の在宅サービスを受ける事ができる点に特徴がある。

特別養護老人ホームは常時介護を必要とし自宅で介護を受けられない高齢者の施設。

老人デイサービスセンターは老人福祉法に基づく老人福祉施設であり、６５歳以上の居宅要介護者等の入浴、食事の提供、機能訓練、介護指導などの便宜を提供する事を目的とした施設。

認知症高齢者グループホームは５人～９人の認知症高齢者が小規模で家庭的な雰囲気の中で介護職員と共に生活する居住・ケアの形態であり、食事の支度や掃除、洗濯などを介護職員と共同で行う事で認知症の進行を緩やかにし個々の人に残された能力を最大限に生かす事を重視している。

介護老人保健施設は病状安定期にあり入院治療を必要としないがリハビリ、看護、介護を必要とする寝たきりの高齢者の要介護者のために、看護、介護、機能訓練の他、日常生活上の世話を行なう介護施設のサービス施設。

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