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■目指せ!建築士【建築施工】コンクリート工事
鉄筋コンクリート造の床スラブのヒビ割れ防止対策に関する事項。
【SO-044】
●解説
単位セメント量は水和熱および乾燥収縮によるヒビ割れを防止する観点から所要品質が得られる範囲内で少なくする。
単位水量が大きくなると乾燥収縮、ブリーディング、打込後の沈下等が大きくなり、コンクリートはヒビ割れが生じやすくなるため品質が得られる範囲内で小さくする。
作業容易はスランプが大きく流動性が高い方がワーカビリティーが良いといえるが、スランプが大きくなると単位水量が過大になり強度が低下し、乾燥収縮が大きくなってヒビ割れが生じやすくなる。
床スラブは荒均後、コンクリートが凝結硬化を始める前にタンパー等で表面を叩き締め、平らに敷均し、沈み、ヒビ割れを防ぐ。
コンクリートの打込後、1日間(24時間)はその上で墨出しなどの作業をしてはならない。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
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