■目指せ！建築士【建築計画】商業建築

■目指せ！建築士【建築計画】商業建築

商業建築に関する事項。

【ＳＯ－０４０】

●解説
百貨店等の大型物品販売店舗の純売場面積に対する通路面積は３０％～５０％であり、通路は主通路幅員２．７ｍ～３．３ｍ、副通路幅員１．８ｍ～２．６ｍであり、売場内の通路幅については客の流れを円滑にするため客や店員の基本動作寸法や商品の大きさ、陳列方法などを考慮する。

喫茶店の店全体の床面積に対する厨房面積比率は１５％～２０％である。

宿泊用客室の他に式場や集会、飲食施設を持つシティホテルは延べ面積に対する宿泊用客室部分の割合が比較的低く、一方、宿泊施設が中心のビジネスホテルは客室位以外の施設は簡略化されるので延べ面積に対する客室部分の割合は高い。

百貨店の通路を含む売場床面積の割合は延べ面積に対して５０％～６０％である。

劇場における客席の通路の有効幅は実際に使用できるイスの肘木幅の内法寸法で考える。

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