
■目指せ!建築士【建築構造】コンクリート
ポルトランドセメントに関する事項。
【SO-062】
●解説
セメントは水との化学反応(水和反応)により凝結、硬化して強度を発現し、水との化学反応によって硬化する性質を水硬性という。
セメントは水との化学反応(水和反応)により凝結、硬化して強度を発現し、水との化学反応によって硬化する性質を水硬性という。
粉末が微細になるほど単位重量あたりの表面積が増え、水と反応しやすくなる。
セメントは水和に際して水酸化カルシウムCa(OH)2を生成しアルカリ性であるため鉄筋コンクリート中にある鉄筋腐食を防ぐ働きをする。
早強ポルトランドセメントは早く強度を出すためにセメント粒子を細かくし化学反応を早めたセメントで、緊急工事や寒冷期に適し、早強ポルトランドセメントは普通ポルトランドセメントに比べて水和熱が大きい。
高炉セメントは普通ポルトランドセメントより早期の強度は小さいが長期の強度は大きく、また水和熱が小さく、酸類、海水、下水など浸食に対する抵抗性が大きい。
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