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■問題の制震ダンパーとは

建築物は鉄とコンクリートで出来ておりかなり強固な建物です。

でもやはり大きな地震が来ると建物がグラグラ揺れて壁や柱がヒビ割れしたり崩壊する事もあります。

そのため日本の建築物には地震対策として構造耐力上の規準が設けられています。

対策としては耐震・免震・制震がありますが、この中の耐震はどの建物にもこの基準で構造設計されています。

ですから一般的に、耐震のみの建物、耐震+免震の建物、耐震+制震の建物の3種類があります。

そして問題となったのが耐震+免震の建物、耐震+制震の建物です。

日本中にデータ改ざんされた不適格な免震・制震装置が設置されている建物があるとの事。

しかも交換で問題となるのが制震装置は各階壁内に設置してあります。

交換作業するには壁を壊して制震ダンパーを取替える必要があります。

建物によっては外壁に柱と梁を増築してそこに制震ダンパーを見えるよう設置してビルもあります。

これは交換作業はやりやすいでしょう。

今回の不正免震・制震装置設置の報道を見ていると、あたかも大地震が来たら不正のお陰で建物が倒壊するような記事などがありますが、データが改ざんされただけで免震・制震装置が設置されていない建物よりはまだ強固かと思います。

正規の免震・制震装置を設置した建物、不正の免震・制震装置を設置した建物、免震・制震装置を設置していない建物の耐震強度を比較し、その辺りも含めて構造計算をして数値上実証し報道してほしいものです。

他人の不正やミスを面白おかしく不安をあおるだけの記事なら、旧耐震基準のまま耐震補強工事を実施していない建築物の方が問題でよっぽど報道すべきでしょうね。

お金を支払って情報を購入している者として、お金をもらって報道する人達にはもう少し知識と能力を備えてもらいたいものです。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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