イメージ 1
■目指せ!建築士【建築施工】鉄筋かぶり厚さ
鉄筋コンクリート工事における鉄筋のかぶり厚さに関する事項。
【SO-027】
●解説
柱筋、梁筋のかぶり厚さは主筋の外周りを包んでいる帯筋、あばら筋の外側から測定する。
軽量コンクリートの場合、土に接する部分について普通コンクリートのかぶり厚さに10mmを加えた値とする。
目地部分はシーリングが長時間経つと劣化する事かや温度変化や乾燥収縮が起こりやすい事から仕上げなしとみなし、目地底よりかぶり厚さを確保する。
設計に用いる各部材のかぶり厚さは、鉄筋・型枠の加工・組立の際の施工誤差を生じても構造体において最小かぶり厚さを確保するため施工精度に応じた割増しの10mmを加えた値以上とする。
かぶり厚さを確保するために、鋼製、コンクリート製等のバーサポートやスペーサーを用いるが、モルタル製は十分な強度を持たないため使用しない。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/