イメージ 1
■目指せ!建築士【建築構造】木造
木質構造の耐力壁に関する事項。
【SO-051】
●解説
柱・梁等の取付た厚さ3cm以上で幅4cm以上の受材に構造用合板を釘打ちした受材タイプ、厚さ1.5cm以上で幅9cm以上の貫材を61cm以下の間隔に5本以上設けたものに構造用合板を釘打ちした貫タイプなど、真壁造でも耐力壁として認められる。
軸組の片面に同じボードを2枚重ねて釘打ちしても、ボードを1枚で用いたときの倍率は2倍にならない。
地震力に対して必要な耐力壁の有効長さは各階の床面積が同一の場合、上階になるほど小さくなる。
ボード類を使用した耐力壁の倍率はボードの材料および釘の種類・間隔に応じて定める。
風圧力に対して必要な耐力壁の有効長さは風を受ける面の見付面積に、その地方に規定された数値を乗じて求め、この数値には階による区分はない。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/