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■目指せ!建築士【建築計画】音
音に関する事項。
【SO-022】
●解説
残響時間は室容積に比例し、下記の数式となる。
《数式》
残響時間(T)=0.161V/S ̄α
V:室容積(m3)、S:室内表面積(㎡)、 ̄α:平均吸音率
JISによる床衝撃音レベルに関する遮音等級は、その数値が大きいほど遮音性能は劣る。
吸音力は材料の吸音率にその面積を乗じたものをいい、下記の数式となる。
《数式》
吸音力(A)=S× ̄α
S:面積(㎡)、 ̄α:吸音率
人が聞き取れる音の可聴周波数の範囲を可聴範囲といい、20歳前後の正常な聴力を持つ人の可聴周波数は20Hz~20kHz程度であるが、実際に音として聞こえる範囲は100Hz~10kHz程度。
グラスウールやロックウールあんどの多孔質の吸音材は音波が軟らかく細かい繊維質を通過する際、摩擦や粘性抵抗により音エネルギーを消耗させ、周波数の高音ほど繊維を通過する際の摩擦や粘性抵抗が大きくなり低音より高音をよく吸収する。
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