
■目指せ!建築士【建築構造】木材
木材および木質系材料に関する事項。
【SO-049】
●解説
木材の繊維方向における基準強度(許容応力度算定の基準となる強度)の大小関係は下記の通りである。
《方式》
曲げ>圧縮>引張>せん断
木材の繊維方向における基準強度(許容応力度算定の基準となる強度)の大小関係は下記の通りである。
《方式》
曲げ>圧縮>引張>せん断
部材に荷重を継続して載荷すると時間の経過に伴い変形が増大するクリープ現象が生じ、木造では荷重継続期間に応じて許容応力度が決められている。
含水率30%前後を繊維飽和点といい、繊維飽和点以下では含水率が低下するにつれ強度が高くなる傾向にある。
木材の膨張・収縮は細胞壁からの吸水・脱水により生じる。
すべての木質材料は繊維方向・積層方向等により何らかの強度性能上の異方性を有し、異方性を少なくした合板であっても表面材の繊維方向と繊維に直交方向とは曲げ強度の差がある。
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