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■目指せ!建築士【建築計画】採光
日照、日射、採光に関する事項。
【SO-018】
●解説
日影規制に及ぼす影響は、建築物の高さによる影響があるが、東西の幅による影響の方が大きい。
北緯35°の東京の夏期において東西鉛直面が受ける直達日射量は、南鉛直面の受ける直達日射量の概ね3倍程度であり、南面採光の方が太陽光による熱負担を1/3程度に抑えることができ、冷房負担を減らす効果がある。
日影曲線で冬至に日影は一番長くなるので、建築物の日影は冬至において検討する。
北向きの鉛直壁面は春分から秋分までの6ヶ月間は朝夕に日照があるが、秋分から春分までの6ヶ月間は日照がない。
緯度が低い地域など南にある地方ほど隣棟間隔係数を小さくする事ができ、冬至で4時間日照を確保するため鹿児島では1.6、札幌では2.7である。
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