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■目指せ!建築士【建築構造】木材
木材に関する事項。
【SO-047】
●解説
木材が燃焼して表面に炭化層ができると内部への燃焼速度が緩やかになりその速度は1分間に0.6mm程度で、これを利用して表面を燃え代を見込めば耐火被覆なしで耐火性能を保持することも可能になる。
集成材は厚さ2.5cm~5cmの木材の板を繊維方向を材軸方向に揃えて合成樹脂接着剤で張合せた材で、節や欠点を取り除いているため割れや狂いの発生が少ない。
木材の膨張・収縮は繊維細胞の含水により生ずるもので、繊維飽和点以下では膨張・収縮は含水率の変化にほぼ比例する。
木材の膨張・収縮は細胞壁からの吸水・脱水により生じ、この膨張・収縮率の大小関係は繊維方向よりも繊維と直角方向(半径、接線方向)の方が大きい。
《方式》
・接線(円周)方向>年輪の半径方向>繊維方向
心材は辺材に比べ吸湿性が小さいので腐朽しにくいなど耐久性が大きく、糖分も少ないので虫害も受けにくい。
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