
■目指せ!建築士【建築計画】断熱
木造住宅の断熱性・気密性に関する事項。
【SO-014】
●解説
熱損失係数は、各室の壁体などを通した貫流による熱損失と、各室の換気・隙間風による熱損失の合計を室床面積と室内外の温度差で割った値であり、熱損失係数はその値が小さいほど床面積あたりの熱損失が小さく、建築物の断熱性能および気密性能を評価するのも用いる。
熱損失係数は、各室の壁体などを通した貫流による熱損失と、各室の換気・隙間風による熱損失の合計を室床面積と室内外の温度差で割った値であり、熱損失係数はその値が小さいほど床面積あたりの熱損失が小さく、建築物の断熱性能および気密性能を評価するのも用いる。
室の外壁・天井・床の断熱性を高めると熱貫流量が少なくなり、室内の暖まった空気の熱は外壁等を通して外側に伝達されにくいので暖房停止後の室温低下は緩やかになる。
断熱性・気密性を高めれば熱損失係数は小さくなる。
中空層ではほとんど放射による熱が移動するので反射率の高いアルミ箔を張ると放射による熱の移動が小さくなり断熱効果があがる。
二重サッシの内部結露防止は、室内側の高温多湿の空気をサッシ内に入れないように内側のサッシの気密性を高め、外側のサッシを湿気の逃げやすい材料にする。
■マンションコンサルティングオフィス ル-プデザイン (大阪:マンション管理士事務所)
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