
■デザイン無関心でも住めるデザイナーズ賃貸マンション【その5】
●デザイナーズマンションとは
住宅市況でもバブル期頃から付加価値のある空間が求められるようになった。
そう、住宅業界のシャネルでありルイヴィトンのようなデザインやブランドを重視した建物や住空間だ。
特に賃貸マンションでは個性を打出して高い賃料でも居住者がこぞって借りてくれる空間がもてはやされた。
これを不動産用語ではデザイナーズマンションと呼ぶ。
特にこの関西では鬼才の建築家と呼ばれる高松伸氏が手掛けた賃貸マンションが多く存在する。
ポストモダン、メタリック、ロボット、スチームパンクなど蒸気機器や工業機器と建築物を融合させたような建物や空間だ。
それらデザイナーズ賃貸マンションは、月日が経っても色褪せる事のなく異彩を放っている。
こんなデザインを重視した住空間、デザインに拘った居住者しか住む資格がないのか。
そんな事はない。
いまだ日本人はチョンマゲに刀を腰にぶら下げていると思っている外国人からデザインのデの字もまったく関心のないお年寄りまで入居審査で問題になる事はない。
契約審査上問題なく毎月の賃料をきちんと支払って頂ければどなたでもお住みになる事はできます。
そんなあなた、デザインの扉を開いてみてはいかがですか。
●建築家・高松伸氏:デザイナーズ賃貸マンションの住み方
かまぼこのような半円の屋根と住戸ベランダの円形フレームと斜めフレームからして明らかにデザイナーズ賃貸マンションです。
エントランスアプローチの扇型になった庇は、デザイン性だけでなく雨水が流れるよう工夫がなされています。
各住戸の排気ダクトもデザインとして統一感があり配置されています。
無機質のコンクリート建物の中で曲線と黄色が可愛らしさを感じさせます。
積極的に女性にも住んでもらいたいデザイナーズ賃貸マンションですね。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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