
■木造集合住宅:曾祖父の建てた家
幼い頃、よく行った名古屋市北区にあったおばあちゃんの家(母親の実家)。
建てたのは曾祖父で、有名な宮大工が手掛けたそうです。
戦前に竣工しましたが10年以上前に解体されました。
木造の古い家でしたが、なぜか私は大好きでしたね。
日本の木造建築の素晴らしさを3歳程度の子供が感じていました。
こんな間取りでしたが、寸法とかは若干違います。
残しておきたいと思っていましたが、何せこの手の建築物は維持費用にお金がかかります。
欄間など細かな装飾が好きで、女便所の仕切りにまで欄間が施されていました。
隠し階段があり2階が収納部屋になっていましたが、そこは暗く怖くて行く事ができませんでした。
なかなかハイカラな曾祖父だったと思います。
私の建築好きは間違いなくこの曾祖父の血を引き継いでいると感じております。
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