
■家族より優先される仕事など、この世に存在しない【その1】
70歳半ばになる母親の認知症が悪化しました。
認知の症状は数年前から出ていたのですが、2016年9月に父親が他界してから2年、認知症状のスピードはドンドン増していきます。
子供3人がすべて家を出てから両親は名古屋郊外の戸建てで2人暮らし。
車が無いと生きていけない絵に描いたような不便な地域。
不動産関係の仕事をしている私はこうなるのが想像できたから10年以上前から両親に忠告し、駅近や商業施設が充実した便利なマンションに移り住む事を薦めていました。
経済的に余裕のあった両親なのでその気になれば可能だったと思います。
ただ、土地で庭いじりをするのが好きな母親はコンクリートの箱に住むことを拒み続けました。
今までの私は打算かつ合理的だったため、両親とて忠告を聞かず状況が悪化した事をたたみかけるように苦言を浴びせていました。
50歳を目前に両親から生まれ育った子供として半人前どころかオチコボレです。
いままで何を考え思い生きてきたのでしょうか。
情けない。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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