
■泪色の五条楽園【その10】
大人という人間が純粋無垢な子供達を苦しめ、そして人生を歪める。
これは現代でもなにも変わっていません。
実のお母さんがお腹を痛めて生んだ子供を虐待し死に至らしめる。
それでも子供はそんなお母さんを頼るしか生きてはいけない。
“お母さんに愛されている”そう信じて。
責任はお母さんだけにありません。
まわりにいる全ての大人達に責任はあります。
ちっちゃな手、ちっちゃな足、プクっと出たお腹、そして天使のような満面の笑み。
救えたはずの小さな命。
今でも当時の遊女達は五条大橋から京都を見つめ、鴨川を泪色に染めている事でしょう。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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