■木造集合住宅：古民家を磨く、カールベンクス氏【その２】
第２次世界大戦で瓦礫になったドイツの東ベルリンでカールベンクス氏は育った。
父親は日本の文化に興味を持っていたらしく、家の中には浮世絵や根付、脇差しなどが残っていて、本棚には桂離宮など日本の木造建築を欧米に紹介したフルーノタウトの書籍が並んでいた。
建築デザインの事務所に勤めて、東ベルリンに住み、職場は西側です。
東西に分かれていたが、まだ行き来できた頃です。
フランスのパリに渡り、そこで空手の修行をしていた時、本場の東京で修行するため日本に向かう。
【日本経済新聞 ２０１７年１０月３１日】
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