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■日経ヨクヨム【安藤忠雄氏で本の森構想】

バブル崩壊直後の1990年初から愛読している日本経済新聞。

日経を読めば5年先の日本の姿が見透せると言われています。

そんな日本経済の要を担う日本経済新聞の記事を、適当、かつ、いい加減に解説致します。

◆安藤忠雄氏で本の森構想◆

建築家の安藤忠雄氏が、大阪市北区中之島に自ら設計した施設“こども本の森・中之島”を建設、大阪市に寄付する構想を明らかにし、予定地を保有する大阪市も歓迎の姿勢をみせた。
中之島には国の重要文化財や美術館、科学館などが集まるが、児童向けの文化施設は少ない。
幅広いファミリー層を呼び込む拠点としての発展も見込まれる。
安藤忠雄氏と構想の趣旨に賛同する京都大学の山中伸弥教授が大阪市役所で市長と面会した。
自らデザインした児童向け施設のイメージ図と模型を準備した安藤忠雄氏は、活字を読まない子供が増えており、本の中で育つ事で、次世代を担う人を育てたいと狙いを語った。
山中伸弥教授も、斬新なデザインのわくわくする図書館に感銘を受け、ふるさとの大阪に少しでも貢献したいと呼応。
現在、大阪府・大阪市の特別顧問を務め、街づくりに積極的に関わってきた安藤忠雄氏。
2004年に中之島を挟む川べりに桜を植樹する運動の“平成の通り抜け”を提唱するなど、一帯への思い入れはかねて強かった。
今回の構想で、大阪市中之島公園事務所の跡地に鉄筋コンクリート造の図書施設を建て、世界的な児童文学や絵本などを集める。
周囲にはバラ園や川辺を臨むテラスがあり、施設から自由に本を持ち出し屋外で読めるようにして、子供の自由な発想を育みたいとした。
建築費や運営費は安藤忠雄氏が、個人や企業からの資金協力を得ながら負担。
2019年夏までに完成させ、大阪市に寄付したいという。
中之島一帯には文化施設が多いながらも、これまでは大人向けが中心だっただけに、大阪市側は古くから文化の中心であり続けた地域に新たな施設ができれば、街の魅力を一段と高められると期待を寄せる。
ただ、自治体が用途を限定した寄付を受けるには議会の議決が必要で、市議会の同意取り付けに向けた動きを本格化させる。
●中之島、時代と共に変容
大川(旧淀川)の中州、中之島は江戸時代に開発が進み、米を保管する各藩の蔵屋敷が置かれるなど天下の台所と呼ばれる大阪の経済を支えた。
明治以降は金融機関や商船会社などのオフィスが集まり、近代商業の繁栄に貢献してきた。
辰野金吾らが設計した国の重要文化財の大阪市中央公会堂は1918年、市民の寄付により竣工。
1世紀に渡ってコンサートや歌劇が上演され、大阪の芸術と文化の中心に。
中央公会堂に近い東洋陶磁美術館は住友グループから美術品の寄贈を受けて1982年に開館した。
近年は中之島のイメージや地の利に着目した再開発が盛んになっている。
大阪市は2012年に美術館や博物館を集めて観光拠点とする中之島ミュージアムアイランド構想を打出し、市立科学館近くに新美術館などの整備を急ぐ。
大阪大学と大阪府・大阪市は2021年をメドに、iPS細胞などの臨床研究の拠点を設ける計画。
【日本経済新聞 2017年9月20日】

◆コメント◆

安藤忠雄先生が以前、建築士として引退したら梅田の事務所を建築関係の図書館にしたいと語っていました。

ボクの家には1984年~1992年までの商店建築があります。

バブル期の店舗が掲載されており今見ると大変面白いのですが、重くて邪魔と言えば邪魔なんですよね。

もし、安藤忠雄先生の事務所が建築関係の図書館になるなら、この本を寄贈したいと考えているんですよね。

安藤忠雄先生が手掛けた六甲のOLD/NEWや青山のコレッツィオーネなども掲載されているんですよね。

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