
■大規模修繕、標識で分かる工事レベル【その1】
これだけ分譲マンションが増えてくると、あちこちで足場を組んでネットで覆われた大規模修繕工事の真っ最中のマンションをよく見かけます。
大規模修繕の工事内容は基本的に12年周期に、外壁の塗装やタイル貼換、屋上やベランダなどの防水、サッシ回りのシールやり替え、交換必要な設備機器等です。
では、これら工事をどこに頼むのか。
大抵は管理会社主導で行いますが、相見積で管理組合と施工業者が直接契約したり、設計監理を1級建築士事務所に依頼する事もあります。
これ、値段だけで選択するとえらい目に遭います。
よくリーズナブルをうたって大規模修繕工事の受注する業者もいますが、5000万円の工事と3000万円の工事は内容が同じはずありません。
塗装も色褪せていない所はする必要はないと説明し劣化の著しい壁面だけしたり、塗装の基本でもある下塗り、中塗り(色違い)、上塗りの3度塗りを2度塗りやヒドイところは1度塗りで済ます業者もあります。
確かに作業する面積が減れば工事代金は下がりますが、ただ、仕上がりがきれいな所とくたびれた所がチグハグで、資産価値でみるとみすぼらしいマンションとして低評価されます。
車で例えるなら、右側にキズを付けて塗装塗り直しをする場合、キズがある右側だけ塗装すると、左側やボンネットなどと明らかに色が違い安っぽく見えるのと同じ現象です。
車はせいぜい100万円単位ですが、マンションは1000万円単位の財産です。
変なところでケチって、資産価値を下げていればあまり意味をなしません。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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