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■建築物に設置してある定礎

定礎(ていそ)。

この漢字を見てもピンとくる方は少ないでしょう。

日頃、意識していないため記憶に残らないと思いますが、でも1度くらいは見ているはずです。

ビルやマンションなどのエントランス周辺壁面に、御影石など高級石材に彫り込んだ定礎の文字と竣工年数。

定礎の意味は本来、建物を支える基礎の土台となる石を定める事ですが、現在では建築物の竣工記念碑みたいなものです。

この定礎、単なるプレートではなく、中にはタイムカプセルが入っているそうです。

見た事はないのですが、施主の会社案内や設計図、完成時期の新聞などを入れる慣習があるみたいです。

なかなかロマンがあって面白いですね。

ただ、定礎はどの建築物にもある訳ではなく、分譲マンションでは見た事がありません。

そこで提案。

分譲マンションにも定礎を設置し、建築確認済証、検査済証、竣工図面などを保管して欲しいです。

キチンとした分譲マンションなら管理事務所等で保管されていますが、小規模や投資用の分譲マンションなどは、この手の書類や資料が保管されていない事があります。

何十年経っても建物が存在している限り詳細な図面等は必要なので、紛失しないよう定礎の中に必ず建築確認済証、検査済証、竣工図面の保管を義務付けてもらいたいです。

建物設備の更新が必要な古い分譲マンションほど、必要な図面が無いんですよね。

困ったものです。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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