
■マンションと結露
最近のマンションは24時間換気が義務付けられ、建物の性能も向上しているため、あまり結露は見られませんが、少し古いマンションに行くと、必ず相談を持ち掛けられるのが冬の結露。
特に北側にある共用廊下側の洋室。
窓のサッシから壁面一体に付く水滴。
拭いても拭いても、結露が噴き出してくるかのように垂れてきます。
結露は冬の寒い時期に建物が冷やされ空気が暖かいと、湿気が水分に変わりその面に水滴ができます。
夏のアイスコーヒーを思い浮かべると分かりやすいです。
グラスは中のコーヒーや氷で冷やされ、そのグラス外面には湿度が高い外気が触れ水滴が垂れて、グラス下に敷くコースターを濡らします。
ですから、外気より部屋内の温度を高くすれば結露は発生し防ぐ事はできません。
結露を防ぐには換気するしかありません。
換気をすれば部屋内の気温が下がり寒くなります。
寒いからといって換気を怠れば壁などに黒いカビが生え、見た目にも良くないし身体にも悪い。
やはり、寒くても1時間に1回程度は窓を空けて換気をし、部屋中の空気を入れ替えてください。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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