
■マンションQ&A:新築マンションの第1期1次販売って何?
マンションの事なら何でも知っているマンションくんが、お悩みの住人さんの問題をズバッと解決!
【Q】相談者
『新築マンション購入を検討しています。』
『気に入った新築マンションがあり、販売センターでいろいろと説明を受けて自分の生活に合った価格・専有面積・間取り・階高の住戸がありました。』
『ただ、その住戸は今回、販売していないとの事です。』
『最初から全住戸を販売してくれれば好きな住戸が購入できるのですが。』
『新築マンションで住戸を細分化して販売する第1期1次とか第2期3次とかは何のためにあるのですか。』
【A】マンションくん
『新築マンション販売の第1期1次などの販売手法。』
『これは基本的に人気のある住戸が先に売れてしまうのを防ぐためにあります。』
『そのマンションの総戸数やグレードにもよりますが、どこの新築マンションも専有面積70㎡・3LDK・3000万円前半・南向きベランダが人気あります。』
『ですから最初に全部売り出すと、人気住戸がすぐ無くなり、販売後半では人気のない住戸しか残っていない状態になり営業や宣伝に差し支えるからです。』
『ですからバランスよく住戸配分をして販売していきます。』
『もうひとつの理由は価格です。』
『次期販売の住戸は価格が未定になっているはずです。』
『今期販売の売れ行きを見極めながら、引き合いが好調なら次期価格は少し上昇し、不調なら少し下げます。』
『新築マンションの販売価格は定価ではないので、発売した時期に応じて変更しています。』
『ですから販売好調な新築マンションは先に購入した方がお得な場合があります。』
『逆に販売不調な新築マンションは後から購入した方がお得な場合があり、また売れ残り住戸があれば値引きもできる事もあります。』
『このように新築マンションを購入するのも時期などによって損得があり、購入者の幸・不幸が顕著に表れます。』
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