
■木造集合住宅:曽祖父が建てた祖母の家の家【その3】
この曽祖父(ひいおじいちゃん)。
成願寺周辺の川中村ではけっこうな実力者だったそうです。
現在、名古屋市北区の庄内川と矢田川が同じ河川で流れていますが、当時は少し離れた所を並行して流れていました。
川中村の村名から分かる通り、北側に庄内川、南側に矢田川に挟まれた村で、大雨などが降ると堤防がすぐに決壊し水浸しになったそうです。
曽祖父(ひいおじいちゃん)はこの庄内川と矢田川をまとめて1本にして、村の洪水被害を抑えようと提案しました。
ただ、新しい矢田川の予定地にされた土地を所有する村民は、かなり怒って曽祖父(ひいおじいちゃん)や家族などに危害を加えようとしたそうです。
しかし、曽祖父(ひいおじいちゃん)は信念のもとに反対派の村民には自分の土地を分け与え、事業を推し進め現在の庄内川と矢田川の姿があります。
その後、大雨が降っても成願寺周辺は洪水被害に悩まさる事が無くなり、村民は事業の正しさを理解し、曽祖父(ひいおじいちゃん)は感謝されたとの事です。
そのためか、太平洋戦争の名古屋大空襲の時には、近所の人が自分の家を守る前に曽祖父(ひいおじいちゃん)および祖母(おばあちゃん)の家に火が燃え移らないよう守ってくれたそうです。
現在も名古屋の主要幹線のひとつの41号線も、庄内川と矢田川が同じ河川になった事で橋もひとつで済み、分断された中州より都市計画や街造りもまとめやすかったと思います。
こうした曽祖父(ひいおじいちゃん)の先見性ある都市計画性や建築物に対する粋なこだわり。
わたしの建築物や都市計画が好きなのは、完全にこの曽祖父(ひいおじいちゃん)の血を受け継いでいると確信しています。
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