
■懐かしきアウトレットマンション【その2】
祭りの後に残ったのは、完成した主なき新築マンション。
でもそんな状況でも、商魂ある業者はいます。
その大量に売れ残った住戸を販売価格の半値近くですべて買い取り、2割~3割のせて販売する。
アウトレットマンションの誕生です。
アウトレットマンションの中身はこうです。
新築分譲価格が3000万円の住戸を50%OFFの1500万円でまとめて6住戸買い取ります。
1500万円×6住戸=9000万円。
次に、1500万円で購入した1住戸を約133%UPの2000万円で販売します。
新築分譲価格が3000万円だった住戸が約44%OFFの2000万円です。
購入者からみれば1000万円の値引きで喜ばしい限りです。
買い取りした不動産会社は500万円の粗利益で、6戸売れれば3000万円にもなります。
売主も買主も損していません。
損しているのは当初の不動産会社です。
資本力のある不動産会社ならこのマンションの担当者に責任を取らせて(クビか左遷)損失計上して終わりですが、資本力のない新興不動産会社は次々を倒れていきました。
ただ問題はここからでした。
アウトレットマンションには、その前に正規価格で購入した居住者がいます。
3000万円で購入した自宅が、1年も経たないうちに2000万円で販売されています。
イヤな思いをしない人はいません。
訴訟問題にまで発展していたマンションもありましたが訴えた住人に勝目はありません。
忘れてならないのが不動産は時価です。
定価はありません。
どのような価格で売ろうと販売会社の自由です。
逆に言えば、販売当初の価格が3000万円の住戸を景気が良くなったから途中で3500万円に値上げする事もあります。
3000万円で契約し購入した人は、追加で500万円を支払う義務はありません。
不動産購入の格言は、経済の時流を見定める事。
これにつきます。
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