
■マンションQ&A:賃貸マンションの仲介手数料
マンションの事なら何でも知っているマンションくんが、お悩みの住人さんの問題をズバッと解決!
【Q】相談者
『賃貸マンションを借りるときその賃貸不動産屋から、ウチの仲介手数料は半額でお得ですよと言われました。』
『半額は魅力的ですが、何か裏がありそうで不安もあります。』
『この手のお得感がある営業トークで気を付ける点はありますか。』
【A】マンションくん
『まず、賃貸不動産屋の営業員が発した言葉が“仲介手数料の半額”なのか“家賃の半月”なのかが気になります。』
『もし“仲介手数料の半額”なら、かなりのお得感はあります。』
『なぜなら賃貸住居を借りた場合に宅地建物取引業法では、その物件を紹介してくれた賃貸不動産屋は仲介手数料を家賃の半月分+消費税しか受け取れません。』
『例えば10万円の家賃なら、正規の仲介手数料は5万円+消費税4000円(8%)の5万4000円になります。』
『ですから“仲介手数料の半額”なら2万5000円+消費税2000円(8%)の2万7000円になります。』
『家賃の1/4です。』
『次に“家賃の半月”ですが、これ、言葉にするまでもない当たり前の正規の仲介手数料です。』
『お得でも何でもありません。』
『1つ100円のリンゴを“お買い得!3つで300円”と言っているようなものです。』
『ちなみにその昔、仲介手数料を家賃の1ヶ月分を取っていた賃貸不動産屋が多かったのですが、このカラクリは仲介手数料の半月分にあります。』
『この仲介手数料は、貸主から半月分、借主から半月分の合わせて1ヶ月です。』
『双方合わせて1ヶ月以下なら法律的には問題ありません。』
『ですから、貸主から1ヶ月、借主から0円の合わせて1ヶ月でもOKです。』
『また逆に、貸主から0円、借主から1ヶ月の合わせて1ヶ月もOKです。』
『これは貸主、借主の合意があれば、どのようなパターンでもOKという事です。』
『だから賃貸不動産屋は、借主から合意をもらったように装って仲介手数料を1ヶ月頂き、また、貸主からは広告宣伝料として別項目で1ヶ月以上の手数料を頂いていました。』
『ようは脱法行為です。』
『21世紀のインターネット時代に、このような昭和的な取引をしている賃貸不動産屋は皆無かと思われます。』
『また、その賃貸マンションを管理している賃貸不動産屋だったら仲介手数料をタダ(無料)の場合もあります。』
『理由は、賃貸不動産屋は家主から毎月、家賃の5%前後の管理料をもらっているため仲介手数料はもらえないからです。』
『話しを戻しますが今回の相談ですが、その営業員に対し“仲介手数料の半額”なら家賃の25%ですねと念を押して、家賃1/4+消費税だけの仲介手数料を支払ってみてはいかがですか。』
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