
■マンションの構造、問題になったからといって
マンションの構造に問題が出たからといって、マンションに住んでいる居住者に構造や設備、法律についてある程度の知識を有しなさいといってもそれは酷な話かと思います。
マンションや不動産などを専門に仕事をしてれば知識は付きますが、まったく無関係な仕事をしていれば、なんのことやらチンプンカンプンです。
不動産業者が逆に、車のエンジンを見ても何がどうなっているのか分からなかったり、薬局で薬を処方してもらい薬剤師さんに説明されても何を言っているのか分かりません。
ですからそれら業界には専門家というプロが存在しているわけです。
横浜市の傾斜マンションの報道や記事に、専門家の意見として1級建築士や弁護士に混じってマンション管理士も登場しています。
たぶん一般の人は、1級建築士や弁護士は何をやっている人達なのか理解できると思いますが、マンション管理士と言っても知っている人は皆無でしょう。
マンション1階の管理事務所にいる管理員さんがなんでコメントしているのかと不思議に思っている人もいるでしょうね。
マンション管理士とは、それくらい知名度も活躍する場もない国家資格です。
国土交通省もこれを機に、マンション管理組合がマンション管理士を活用する法案を策定してほしいものです。
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