
■マンション基礎工事【その3】
マンション基礎工事【その2】では、基礎工事の簡単かつ簡略な解説をしました。
マンションをはじめ不動産業界・建設業界でプロとして働く者なら、基礎工事の工程の流れをある程度スラスラと語る事ができます。
1億円以上のラグジュアリーマンションであろうと、3000万円台のファミリーマンションであろうと、都心部のタワーマンションであろうと、その建物が乗る基礎となる土台がとても大切な事を知っています。
ただ残念な事にマンション・建設関係者には、この事が理解できず基礎や基本がないニセモノが働いていました。
このニセモノ。
ミスしたり、ヘマをしたら、誰も見ていなければ失敗が無かったかのように隠ぺいする習性があります。
深夜に人を車ではねて、頭がパニックになり誰にも見られていなければ逃げ切れると考え、倒れている人を助けずに立ち去るひき逃げ犯の心理です。
では、このニセモノが係わった不良品を手にしたら誰の責任になるのか。
まず、そのニセモノを雇用した会社は使用者責任と不良品を造った事による無過失責任(事実を知らなくても責任がある)があります。
不良品を売った販売会社も無過失責任を問われます。
人を見抜く力がない人事にも問題があるでしょう。
どんな事情があったのか分かりませんが、基本や基礎がないニセモノは自らその仕事に就くべきではありません。
世の中、誰も見てないなんてはあり得ません。
必ずお天道さんが見ています。
この世で逃げ切れても、あの世で天罰を受ける事になるでしょう。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
■マンション管理士事務所ループデザイン■
マンションに関するご相談はループデザインにお任せください。
メール相談は無料です。




