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■変身マンション・ライオンズマンション江戸堀西公園第2【その3】

分譲マンションは築年数が古くなれば古くなるほどメンテナンスが大変で費用も膨大になってきます。

建物自体の資産価値が下がるのに、数千万円単位で修繕積立金をつぎ込むのに意味はあるのかと区分所有者達は思うでしょう。

築年数30年前後は、エレベーターの交換、給水・排水管の交換、機械式駐車場の交換など、多額の修繕費が必要になってきます。

でも建物の耐用年数はあと20年前後でしょう。

そんな将来性のないマンションに、多額の費用を費やす意味はあまりないと感じるのも当然です。

分かりやすく言えば、30年前のボロボロの車に、エンジンを載せ換えたり、足回りを新品に交換したりするようなものです。

価値あるプレミアムカーならいいでしょう。

大衆車だったら、当然、最新のハイブリッドカーに乗り換えた方が経済的で合理的です。

ただ、車は所有者は1人なので簡単に乗り換える事ができます。

しかし分譲マンションは違います。

総戸数の割合に応じて区分所有者がいます。

簡単に建物を売却したり、解体したりする事はできません。

総会などを開催しても、話はまとまらないでしょう。

話はまとまらなくても、エレベーターや給水・排水管、機械式駐車場の耐用年数はとっくに過ぎています。

早く対応しなければ事故にもつながります。

結局、将来無き無駄なメンテナンスを繰り返す事になります。

このような分譲マンションの問題は、これからドンドンと出てくるでしょう。

しかも、問題を抱えたまま対応できない管理組合もドンドン増えるでしょう。

そう考えると、ライオンズマンション江戸堀西公園第2は理想的な変身の仕方をしたと思います。

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