
■御堂筋フロントタワーのなぞ?【その3】
そして御堂筋フロントタワーは2010年に竣工しましたが、テナント誘致に苦戦したみたいで、そのまま建物の施主の御堂筋共同ビル特定目的会社(TMK)は経営破たんしてしまいました。
御堂筋共同ビル特定目的会社(TMK)が破たんしたため、土地所有者のTREは借地料が入らず、建物を施工したK建設は建設費が未収になったみたいです。
そのためK建設は建物を差押え、TREは土地の上の建物除去などを要求しているみたいです。
裁判は御堂筋共同ビル特定目的会社(TMK)の件でさらにもっと複雑な状況になっています。
そんな事情で御堂筋フロントタワーはオープンする事なく真新しいゴーストビルの様相です。
現地の前を通るたび、その異様さが伺えます。
大阪駅前の一等地、不動産の複雑さと怖さを象徴する案件だと感じます。
いつかこの御堂筋フロントタワーに明かりが灯り、イキイキと仕事する人達が出入りする日が来る事を祈ります。
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